こんばんは。MacBook Airでの写真加工に悪戦苦闘しております、t-miyajimaです。
Apple純正のLightningケーブルと、Anker充電器付属のMicroUSBケーブル、双方故障した物が手元にあったので、試しに中がどうなっているのかを分解してみました。
もちろん、片方は単品で2,000円、片方はバッテリ+ACアダプタ+ケーブルで3,500円なので、単純にどちらが優れていると判断出来るものではありませんが、参考になれば幸いです。
※ご注意……ここで分解しているのはケーブル本体で、端子ではありません。
登場人物1……Apple純正Lightningケーブル(故障)
こちらが今回分解したLightningケーブル(故障)です。
※なんかLightningコネクタ側が分解されていますがここでは無視して下さい。
登場人物2……Anker充電器付属MicroUSBケーブル(故障)
こちらが今回(ry
ちなみにこの充電器に付属しておりました↓
1.断面図
まずはLightningケーブルの断面図です↓
……iPhone5のカメラで撮ったのですが、これだけを見るとよくわかりません。
金属線がいっぱい詰まってて、白と緑と赤?色が見える、といった感じでしょうか……。
次はAnkerのUSBケーブルの断面図です↓
こちらはなんとなくわかります。
黒、緑、赤、白、それぞれの金属線に分かれているのではないかと思います。
2.皮膜の内側
Lightningケーブルのビニール皮膜の内側は、このように細かい金属線で網になっております。
また、網のさらに内部には、以下のように薄い金属で覆われております。
※Ankerはビニール皮膜の内側には電線以外なかったので省略します。
3.内部の電線
Lightningケーブルの内部の電線↓
これは……7本……なのでしょうか?
左から、細い金属線の束、赤いケーブル、白いナイロン?線の束、緑のケーブル、白のケーブル、細い金属線の束、細い金属線の束、となっておりました。
なぜこんなに必要なんでしょう……?
Ankerの充電器ケーブルの内部の電線↓
単純明快。電線が4本ある。それだけです。
4.まとめ
AppleのLightningケーブルは高いだけあって、かなり複雑に作られておりました。
ただ、それが丈夫さにつながるかというと、わかりません。個人的にはシールドが2重になってるのはノイズに強かったりいい具合に固かったりでいいと思いますが、中の電線が細い感じで、断線しやすいのでは? と思いました。
※今回分解した純正Lightningケーブルは私のものではなく、知り合いが壊したのを分解目的で譲ってもらったので、壊れた時の詳細は不明です。Lightningコネクタ側のケーブルが膨らんでいて、そこが断線したようだ、という程度しかわかりません。
AnkerのMicroUSBケーブルは安いなりで、単純でした。
単純だと壊れにくいかというとそうでもなく、私の場合、Windowsタブレットの充電中に故障し、気づいたら充電できなくなっておりました。端子側が壊れたのかもしれませんが、購入して3ヶ月で故障したので、少し残念でした。
まとめ
Apple純正Lightningケーブルは複雑な構造だった……。