t-miyajima blog

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【Kickstarter】様々なボールペン替芯が使える『TAKUMI PURE+』紹介+比較(ミニマリストにもおすすめかも?)

こんばんは。髪を切るついでに頭のマッサージをしてもらったt-miyajimaです。

さて、今回は昨年紹介した様々なボールペン替芯が使える『TAKUMI Pen』の後継『TAKUMI PURE+』の紹介と比較をしたいと思います。

1.TAKUMI PURE+ 概要+Kickstarter

2014年にKickstarterで出資した『TAKUMI Pen』ですが、2015年に細かい点が改善されました。それが『TAKUMI PURE+』です。様々な替芯が使える利点は変わらないまま、デザインと使いやすさで改善がされています。

動画や詳しいスペックについては、Kickstarter公式ウェブサイトを見ると分かりやすいと思います。

www.kickstarter.com

 

2.TAKUMI PURE+ 外観+組み立て

TAKUMI PURE+は厚紙を加工して作ったケースに入っております。外観は以下です。

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フタの裏側には組み立て図が印刷されており、この順番で部品を組み立てればペンが完成することがわかります。

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※ペン先部分の組み立ては省略しておりますが、必要であれば過去の私のブログ記事を参照下さい↓

ペン先を組みててたら替芯を入れ、マイナスドライバー(小さいさしがね)で部品を回し入れます。

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マイナスドライバー(小さいさしがね)は部品を回し入れるだけでなく、定規としても使うことが出来ます。一石二鳥です。

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部品を回し入れたらキャップを組み立てます。

キャップは4つの部品に分かれており、クリップを付ける場合は4つ全てを使いますが、クリップを付けない場合には2つだけ使います。

今回はクリップをつけるので、4つ全てを使いました。

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まずはクリップの金属を穴に差し込みます。

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次にクリップ部分に小さい輪っかの部品をはめ込み、その上からキャップ先端を差し込みます。これはネジになっているので、最後まで締めます。

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これでキャップが完成しました。キャップ先端部品は丸型と四角型の2種類が付属しているので、好きな方を選ぶことができます。

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完成したキャップを本体に取り付けます。これもネジになっています。

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完成しました。

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3.『TAKUMI PURE+』改善点+比較

①キャップを取るのが楽になった

TAKUMI Penはかなり回さないとキャップが取れませんでしたが、TAKUMI PURE+は2回転ほどでキャップが取れるようになりました。これは一番の改善点と思います。

どれ位回すと取れるのか、動画にしてみましたので見ていただくと違いが分かりやすいと思います。

↓TAKUMI Pen

↓TAKUMI PURE+

また、それぞれのねじ切り加工を比較すると、PURE+では角度が急になっております。

↓TAKUMI Penはねじ切りが平行に近く、5回転くらいしないとキャップが外れない。

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↓TAKUMI PURE+はねじ切りが急になっており、2回転くらいでキャップが外れる

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②エンドキャップが付いた

今まではエンドキャップが無く、ペンの後端には穴が開いていました。キャップを後端に付けられるようになっているため、やむを得ない設計だと思っていました。

しかし、TAKUMI PURE+ではエンドキャップパーツが付属し、回し入れることでフタが出来るようになりました。

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少しわかりにくいのですが、以下の写真を見るとTAKUMI PURE+の後端は2段階のねじ切りが施されていて、エンドキャップが使うねじ切りと、ボールペンの芯を押さえる部品が使うねじ切りとが分けられております。

そのため、エンドキャップ部品は途中までしか入りません。回しすぎて中に入り込み取れなくなってしまった、ということはありません。

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③ペン先に傷つかない加工が付いた

これまた写真がわかりにくいのですが、ペン先部品の側面に小さな溝がたくさん彫ってあり、キャップを付ける際に傷がつかないようになっております。

TAKUMI Penだとキャップを付ける際に擦れて傷が付いてしまいましたが、TAKUMI PURE+では心配ありません。

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④その他比較写真

キャップがクリップ有り無しのカスタマイズ可能になったため、クリップ有りの時のサイズは若干大きくなっております。

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2つを並べてみると、TAKUMI PURE+のほうが少しだけ長いです。

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4.まとめ+所感

遠くから見ただけでは変更点が無いように感じてしまいますが、近くで詳しく調べると色々な改善点が『TAKUMI PURE+』に施されていることが発見できました。

また、昨年から私の父親はTAKUMI Penを使っているのですが、キャップを取るのが少し大変だったため、今回のTAKUMI PURE+の改善はとても良いと喜んでおりました。

TAKUMI PURE+は様々なボールペン替芯が使える=どんな場所に行ってもその場所に売っている替芯が使える=これ以外のボールペン本体を持つ必要がない、ということで、もしかしたらミニマリストにもおすすめなのかもしれません。