大変ご無沙汰しております、最近コーヒーを淹れるのにハマっているt-miyajimaです。
さて、以前にもマキネッタ(モカエキスプレス)のコーヒー記事を書いたことがありますが、その時は入門編のような内容でした。
今回、ネットの海をいくら検索しても出てこなかったのをきっかけに、マキネッタでコーヒーを淹れる際にバスケットにどれくらいの量のコーヒー粉を入れれば良いのか? という課題について色々書いていきたいと思います。
多分、随時追記いたします。
1.粉の量と抽出量の関係
最初の気付きは、バスケットに粉をどれだけ詰めたかによって、抽出量が変化するということでした。
粉をたくさん詰める(粉を入れた後に一度バスケットをトントンすると嵩が減るので更に入れるとか、バスケットから少し盛り上がる程度まで粉を入れた後に蓋をしめるなどして、なにもしない状態より粉が多く入ったようなイメージ)と、コップ3/4くらいの抽出量でした。
粉をあまり詰めない(上記のことをしない)と、コップ1/2くらいの抽出量でした。
たったこれだけで全然抽出量が違うということに今更気づきました。
なぜかを考えて、次のことに気づきました。
2.コーヒーの粉が水で膨らむ件
よく考えてみれば、コーヒーの粉は水を吸って膨らみます。
逆に、水を吸ったコーヒー粉を固く絞ると水(というか抽出物)が出てきます。
3.バスケットに残った水分量
以上を踏まえると、
- 粉をたくさん詰めた状態……熱湯が通過する際に固く絞っている状態になるため、バスケット内のコーヒーの粉に吸収される水分が少ない
- 粉をあまり詰めない状態……熱湯が通過する際にゆるく絞っている状態になるため、バスケット内のコーヒーの粉に吸収される水分が多い
となります。
これはマキネッタでコーヒーを淹れる時、結構なポイントだと思います。
4.水分を固く絞ったコーヒーと、ゆるく絞ったコーヒーの違い
以下はやったことがないので妄想です。あとで時間があればやってみます。
- 固く絞ったコーヒー……多分まずい
- ゆるく絞ったコーヒー……まずくない
これはコーヒーをハンドドリップした後の粉を絞って出てきた汁をなめてみれば分かることかなぁと思います。
5.あと考えてみたいこと
- バスケットに粉がギュウギュウの状態で水が通過する速度とかを想像してみること
- 逆にゆるゆるの状態ではどうなのか想像してみること
この辺りまで想像してみれば、美味しくマキネッタでコーヒーを淹れるためのコーヒーの粉の量が決定できるのではないかと、半ば確信しています。
なんか物理学的ですね。コーヒーと物理学。うーん、ミステリが書けそう(何)。