t-miyajima blog

直したり、作ったりが好きです。

爪をケガした時におすすめの補修方法(超強力、爪を使った作業もできる!)

ご無沙汰しております、最近精神的な元気がないt-miyajimaです。

さて、今回は爪の補修方法を書きます。

こんな爪が

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こんな感じになります。

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 1.前説

この補修が役に立つのは、多分こんな人だと思います。

  • 爪をケガしてしまったが、作業を休むことが出来ない
  • 仕事で爪を使う作業が頻繁にあるけど、このままでは爪が弱くて作業できない
  • ネイルケア製品は持っていない。接着剤ならある!

こんな人には向きません。

  • 爪が全部取れてしまった……
  • 見栄えを気にしたい

また、この補修の特徴は以下のとおりです

  • 補修が1週間以上長持ちする
  • 本来の爪と似たような硬さがある
  • 剥がしたい時に剥がせる

 

2.必要なもの

  • セメダインBBX(これ重要!)
  • 強力接着剤(アロンアルファ的な、かっちり固まるやつ)
  • 不織布的なもの(記事中ではワイプオール X70を使用しています)

3.ちょっと補足的な説明

僕は最初、硬い接着剤や紫外線硬化型のレジンだけで補修していました。

しかし、これが剥がれる!!!!

爪って柔らかいんですよね。

だから、爪に力のかかる作業をしていると、爪は曲がるのに硬い接着剤やレジンは曲がらないので、爪から剥がれるんですね。

これを防ぐのが弾性粘着剤であるセメダインBBXと、ワイプオールX70なのです!!!!

 

BBXは弾性粘着剤なので、少し剥がれてももとに戻ろうとします。

爪に強い力がかかって、補修材と爪が離れても、BBXでくっついていればもとに戻ります。

これが単に強力接着剤のみだと、剥がれて終わりです。

 

また、ワイプオールX70は不織布ワイパーなので、曲がってもそう簡単には折れません。

そして、一度接着剤で固まってしまえば、外部から硬いもので引っ掻いてもびくともしません。

 

4.患者(僕です)の爪の様子

今回の僕の爪の状況です。

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親指の爪の先が薄くなっています。

なんでこうなったのかというと、親指をパレットとタンクの間に挟んでしまい、爪の中に血豆が出来たからです。爪と肉の間に血豆ではなく、爪と爪の間に血豆でした。爪の根元に血豆が出来たのが、爪が伸びると共に爪の中に排出されたようでした。よくわからん。

とりあえずすっごい薄いので、このままだと日常生活にも支障があります。

 

5.補修手順

まず、ワイプオールX70を用意します。

ワイプオールX70がない場合は、布や不織布で代用が可能です。

ティッシュの場合は3重くらいにしたほうが良いと思います。

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今回の補修に適した形に切ります。

僕の場合、爪の薄くなっている部分の大きさに合わせて切りました。

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爪に合わせてサイズを確認します。いい感じですね!

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おもむろにセメダインBBXを取り出します。

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いい感じに塗ります。

厚すぎず、薄すぎずぬります。

塗ったあと、乾かすのを忘れずに! 1分も乾かせばいい気がします。

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先程切ったワイプオールX70の破片を貼ります。

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いい感じですね!

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おもむろに強力接着剤を取り出します。袋に入れて保管しているので随分白くなってますね。

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今回使ったのはこれです。百均の瞬間接着剤でも良いと思います。

www.amazon.co.jp

これを先程貼ったワイプオールX70の上から塗っていきます。

塗ると白から透明になります。

ワイプオールX70全体と、その周りに塗ります。

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塗りました。乾くまで漫画でも読みながら待ちます。

ちなみに、この接着剤を乾かしている時に気化している溶剤は目に染みるので、顔の近くに手を置かないほうが良いです。

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横から見ると薄くなった爪が薄くなっていないように見えます。

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乾きました。触って固くなっていることを確認してください。

ベタベタしているとまだ乾いていません!

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さて、この状態でもある程度の強度はあるのですが、爪を使った作業をするにはまだ足りません。

補修した部分を覆うように、少し大きめにワイプオールX70を切ります。

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横から見ると分厚くなっています。

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セメダインBBXを塗ります。

先程切ったワイプオールX70より少し広めに塗ります。

接着剤が乾くまで1分ほど待ちます。

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貼ります。

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貼ったら次は強力接着剤を塗ります。

ワイプオールX70全体と、その周囲に塗ります。

爪の先端にも塗ると良いと思います。

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塗ったら乾くまで漫画でも読みながら待ちます。

乾きました。

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完成した状態を横から見ると、元々の爪よりだいぶ厚くなっています。

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6.まとめ

で、この補修で本当に爪は激しい作業にも耐えられるのか? というところが気になると思うのですが、まったく問題ありません。

草むしりだろうと草刈りだろうと出来ます。

そして、1週間はもちます。

 

この補修のポイントは、2重に補修するところだと思います。

1回目の補修で爪の弱い所を保護し、2回目の補修で爪全体の強度を増しています。

爪の先が弱っている場合には特に有効な方法ではないでしょうか。

 

また、剥がしたいときには剥がすことが出来ます。

セメダインBBXなので、端からもう片方の手の爪でゆっくり剥がせば、痛い思いをせずに剥がれます。

 

もちろん、こんな補修が必要になるような状況にならないほうが良いとは思いますが、

時には必要になってしまいますよね。

そんな時にはこの補修が非常に役に立つと思います。

 

え? セメダインBBXとワイプオールX70を持っていない?

両方とも部屋に1つあると様々なことに使えて便利なので、今すぐAmazonで購入をおすすめします!笑