最近、スタンディングデスクを導入して快適な仕事環境を構築した、t-miyajimaです。
スタンディングデスク、改造しないと安定しないのが厄介でした。
さて、皆さんもはまっていると思われるPOKEMON WORDLE、面白いですよね。僕も昨日から散々やっています。
最初はウェブでポケモンの名前を調べながらやっていたのですが、これは効率的に解けるのではないかと思い、プログラムは一切使わず、素人ながらMacに標準搭載されているNumbersで様々な関数を駆使して攻略してみました。
1.まず、何の説明もなしに、エンドレスから1問解いてみます
Numbersで作成したファイルにある『最終判定テーブル』ランキング上位のものを選びます。一番右の値が大きいやつです。とりあえず一番上のアンノーンを選んで入力します。ちなみに、ここはオンバーンやランターンでも全然OKです。
ここからえられた情報をNumbersに入力します。灰色や黄色の文字はその場所には絶対にないので、『そこに絶対存在しない文字を書く』に転記します。また、灰色の文字は他の場所にも絶対にないので、『絶対にありえない文字を入力する』に記入します。そして、『ー』はどこかに含めなければならないので、『含めなければならない文字を入力する』に入れます。
すると、『最新判定テーブル』が自動で絞り込みを行います。
まだ、この時点では『最終判定テーブル』の一覧が多いですね。
次は、効率的な絞り込みを行います。
『最終判定テーブル』の1〜5に入っているカタカナを全てコピーします。結構多いですね。
コピーしたら、文字数がカウントできるサイトで分析します。
ここにテーブルのカタカナを貼り付けて、改行やタブを無視して分析します。
下に出てくる結果をNumbersに貼り付けます。大体25位くらいまででいいと思います。
結果の中にある『ー』に関しては、全てのデータに入っていたので無視します。
『ー』以外のカタカナをコピーして、『欲しい文字を書く』のところに貼り付けます。大体区切りのいいところまででいいと思います。今回は15位まででした。
すると、その文字を持っているポケモンが下にずらっと出てきます。
『local』で降順に並べ替えを行います。
すると、オニドリルやチルタリスが上位にいます。localというのは絞り込んだポケモンの名前の文字の中での出現頻度なので、なるべく五文字被らず、localの値が大きい方が良いです。
今回は、『オニドリル』を選んで入力してみます。それほど情報量はなさそうに見えますが。。。
得られた情報をNumbersに入力します。すると、案外絞り込まれています。
ここからさらに、4文字目に『ー』もしくは『リ』が存在しないものを絞り込みます。
絞り込みは表計算ソフトのフィルタで行います。
最終的に、こうなりました。ただ、Numbersの関数がまだ完璧ではないので、赤枠で囲ったような『リ』と『ー』の両方が含まれていないポケモンがいます。↓
[ちなみに、これを見てたらポケモン言えるかなの5番を思い出しました]
これらを除くと、現時点で9ポケに絞れています。
この9ポケについて、またカタカナの出現率を調べます。
『リ』と『ー』以外の文字、カウントが2より上の『ュ』〜『パ』を名前に含むポケモンを探します。
カイリュー、もしくはカイリキーが良さげに思えます。今回は『カイリキー』をWordleに入力してみます。
得られた情報をNumbersに入力します。
前述したポケモンを除くと、『フリーザー』『スリーパー』『ペリッパー』のいずれかに絞り込めました。
あとは、これらのポケモンで共通していない『フザスパペッ』を多く含むポケモンを探すだけです。『欲しい文字を書く』のところにこの6文字を入れます。
おあつらえむきに、『ペロッパフ』という名前のポケモンが出てきました。これを入れれば、わざわざ3択にチャレンジしなくても、確実にあと2手で攻略できますね!
4文字目に『パ』であり、『ペ』が含まれていないとのことなので、『ペリッパー』ではなく『スリーパー』だとわかります。
以上、5手で攻略できました。
2.解説
最近はプログラムから遠ざかっているため、どうしてもこれをプログラムで解く気にはなれませんでした。なので、表計算ソフトでどうにかできないかなと思い、このNumbersのファイルを作りました。
ファイルをGithubに置いておきます。以下からダウンロード可能です。
https://github.com/dvorak55/pokemon-wordle/raw/main/pokemon-wordle-resolve.numbers
最適な手を上に書いたような手順で打ち続ければ、5手以内でクリアできるはずだと自信を持っています。が、そもそもこれが自信を持つようなことなのだろうか。。。
- Macのパソコンがないと使い物になりません。iPhoneでも操作できるのかなこれ
- 『含めなければならない文字を入力する』に関しては、例にあるようにバグがあります。ここに入力した文字を何文字含んでいるかで判定しているためです。なので、『ラー』が入力されていた時に『スターミー』は『ラ』を含んでいないのに『ー』が二文字あるので一覧に表示されてしまいます。スターミーは好きですけどね。
- 全てのカタカナの出現頻度ではなく、位置ごとに出現頻度を比べています。『アンノーン』は『ン』が二文字含まれていて非効率な気がしますが、『ン』というのはどの位置でも出現頻度が高いので、『ンンンンン』というポケモンがいたら一番最初に入れるのが一番効率良いのかもしれません。正直わからん。。。
- 『ーン』や『ース』で終わるポケモンがすごく多かったので、2文字の繋がりは除去しています。本当は3文字の繋がり、4文字の繋がりも除去すべきなのかなと思いますが、そこはあんまり影響がないので無視してもいいかなって。。。
- 『ラー』で終わるポケモンが一番多くて、『レジ』で始まるポケモンが一番多いんですね。知らなかった。
- 本当は緑色の文字[絶対にこの位置にある文字]まで自動にしたかったけど、すみません、表計算ソフトのフィルタでやってます。めんどくさいですねこれ。最後に解除しないとだし。
こんな感じです。
3.感想
正直、この解き方を考えている間、久しぶりにめちゃくちゃ楽しかったです。
もっと効率的に楽に解けるような方法を考えたいです。
アップロードしたNumbersファイルは自由に使っていただいて構いません。もっと手軽に使えるすごい解き方を誰か作ってくれないかなぁ、なんて思います。