t-miyajima blog

直したり、作ったりが好きです。

「iPhone Xの形をした氷」開封の儀&レビュー

こんにちは、近々仕事を辞める予定のt-miyajimaです。退職に際して色々とやることが多く忙しい日々ですが、なんだか充実しています。

さて、本日はiPhone Xの予約争奪戦に見事に敗北したt-miyajimaが自らの心を慰めるために作ってしまった「iPhone Xの形をした氷」の開封の儀とレビューをしていきたいと思います。

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 ※これはネタ記事です(It's a joke)

 

1.僕がiPhone Xを購入することに決めた経緯

僕がガラケーから乗り換えて合コンに参加するためだけにLINEのできるiPhone5を購入したのが2013年の秋。その後iPhoneにハマり、格安SIMに乗り換えつつiPhone6 Plusを購入したのが2014年の秋。

当時まだApple信者レベルの低かった僕にとって、iPhone6 PlusのSIMフリー版は非常に高価でした。それでもiPhone6 Plusを買おうと思えた理由はiPhone6 Plusが「これまでにない形のiPhone」だったからです。なので、iPhone6sもiPhone7も周りの人を羨ましがりつつスルーしてきました。

購入してから3年の間iPhone6 Plusを使い続けていましたが、そろそろ買い替えたいなーと思っていた矢先にAppleからiPhone Xが発表されました。

これまでにない全画面のiPhoneで、手が汚れていても認証できるFaceIDを搭載、サイズのデカイiPhone6 Plusよりも画素数が多いのにコンパクト。側面にはステンレス素材を採用し、明らかにこれまでのアルミのApple製品とは一線を画していました。

少しだけ悩みましたがWi-FiルータまでApple製品で揃えた僕が、この全く新しいiPhone Xを買わない理由がありませんでした。

そのような経緯でしたから、もちろん予約開始の2017年10月27日(金)も万全の態勢で臨みました。会社を休み、16時の10分前からiPhoneMacの両方でApple Storeを開いて待機していました。iPhoneでは4G回線でApple Storeアプリを開き、アプリを強制終了しては起動する、という動作を何回も練習し、いつでも予約開始してOKな状態でした。

 

2.iPhone Xの形をした氷 開封の儀

……紆余曲折ありましたが、iPhone Xの予約争奪戦には見事に敗北し、ついに今日というひを迎えることができました。

そうです、「iPhone Xの形をした氷」の開封の儀を行う日で酢。

これが「iPhone Xの形をした氷」が納められている箱「冷蔵庫」です。

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iPhone6 Plusの開封の時よりもヒヤヒヤしています。

勇気を持って開けていきたいと思います。 

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外箱を開けることに成功しました。

手前に「iPhone」というロゴの書かれた内箱が見えるのが分かります。

更に近づいて確認してみます。

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この中に「iPhone Xの形をした氷」が入っています。

※外箱の奥に見えるのは冷凍したご飯です。

寒くなってきたので、机の上に移動させました。

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どうも既視感があります。

しかし、今日僕が目の当たりにしているのは確かに「iPhone Xの形をした氷」の箱のはずです。気にせず内箱を開封していきましょう。

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Apple製品の箱は精密に作られているので箱を外しにくいのですが、色々なApple製品で何度も繰り返しているうちに、それもApple製品を開封する時の楽しみの一つになってしまいました。

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箱を開けたところです。「iPhone Xの形をした氷」は歴代iPhoneと同じような透明なフィルムが貼られているわけではなく、ラップで包んであります。

ラップを外してみます。

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とても冷たいので机にティッシュを敷いてからラップを広げました。

実際に手で持ってみました。

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なんと、「iPhone Xの形をした氷」を通して、僕の指が透けて見えます。これまでのどのiPhoneでも本体を通して指が透けて見えるというのはありえませんでした。

ここから推測するに「iPhone Xの形をした氷」は非常にクリアな素材で作られているということになります。光の透過率は70〜80%くらいに見えます。すると、素材の有力な候補はDHMOでしょうか。気になって仕方ありませんが、こればっかりはAppleに尋ねても答えてくれません。

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手で持っていると指先が冷えてきたので机の上に置きました。これは背面側が上向き、ディスプレイ側が下向きです。この角度から撮影すると先程の透明な感じとは違った感じに見えるのが分かります。上部のほうが白っぽいようです。不思議。

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横から撮影すると、若干サイドが浮いていました。

明らかに制作時のミスです。

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電源ボタン部分。こちらの整形がうまくいかず、電源ボタンがほぼ判別不可能なのが分かります。

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カメラ部分。

この写真では分かりにくいのですが、カメラ部分は他の部分と比べて1mmほど盛り上がっています。iPhone Xではデュアルカメラの間にフラッシュがありますが「iPhone Xの形をした氷」ではどこにフラッシュがあるのか分かりません。しかし、なんでもググれば分かってしまう今の世の中においてはフラッシュの位置が分からない方がミステリアスでいいのかもしれません。

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ディスプレイ側。

そもそもディスプレイが搭載されていませんが、「iPhone Xの形をした氷」のディスプレイ面はどこからが本体でどこまでがディスプレイなのか目視では少なくとも全く分かりません。統一された素材を全体に使っているからでしょうか。

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しかも表面は非常に滑らかで、まるでスケートリンクの上を滑っているようなフリック体験が僕を襲います。あまりに滑らかすぎて本体が机の上を滑ってしまう程です。

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そう言えばiPhone6 Plusは1万円札と同じ大きさだったなぁと思い出したので、「iPhone Xの形をした氷」を千円札と重ねてみました。

ここで、「iPhone Xの形をした氷」を形作る透明な素材が素晴らしく役に立ちます。誰が見ても「iPhone Xの形をした氷」の下にあるのが千円札である事が分かりますし、完全に透明でもないので千円札にモザイクをかける必要もありません。

これで「iPhone Xの形をした氷」のサイズがとてもコンパクトであるということが分かりますね。

 

3.ケース装着

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さて、ある程度外観やサイズ感が分かったし手も冷たくなってきたので、あらかじめAmazonで購入しておいたiPhone XのTPUケースを装着してみたいと思います。

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正直、発売前にケースを買うのはどうかと思ったのですが、iPhone Xを傷つけたくないから開封直後にケース付けたいですよね ♪♪

ジョブズiPhoneを裸で運用したほうがいいと言っていましたが、それだと落とした時に本体を割ってしまう危険性がありますし。。。

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iPhone Xの形をした氷」は、ぱっと見てどちらが表か裏か分かりにくいので気をつけながらこのケースをはめていきます。

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なんとか正しい向きでケースをはめることができました。

きついケースだとはめる時にiPhoneを傷つけないか心配になりますが、「iPhone Xの形をした氷」とTPUケースの相性は抜群で、とても滑らかに四隅がはまりました。

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これも柔らかいTPUケースの利点と思いますが、本体の歪みにも追随してケースが変形しているのが分かります。「iPhone Xの形をした氷」を作る際に多少の歪みが生じてもTPUケースなら大丈夫という好例ですね。

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背面側。このケースは背面のAppleマークのところに穴があいています。「iPhone Xの形をした氷」ではそこは透明な素材となっており、何も見えません。残念ですが、まぁ妥協点でしょう。

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カメラ部。iPhone Xのカメラは望遠レンズと広角レンズの2つがどんな風景でもキレイに写し取りますが、「iPhone Xの形をした氷」のカメラ部は若干白く濁っているだけで何も写し取りません。

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しかしケースとの相性は抜群で、このようにきちんとケースからはみ出ることなく収まっているあたりは素材の良さを活かせている気がします。

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スピーカーとライトニング端子部。

この写真だと非常に見にくいのですが、見事にケースの穴の位置と本体の出っ張りの位置が噛み合っています。

あと、説明は不要かと思いますが「iPhone Xの形をした氷」は物理的に押すことの出来るホームボタンが付いていません。これはiPhone7や8と同じですね。

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ケース装着後の「iPhone Xの形をした氷」を手にしてみたところ。

冷たいですが、本体を直接触るよりも冷たくありません。これもケースを付けることで得られる利点の一つでしょう。

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ただ、非常に残念なことに音量ボタン側だけは本体のサイズがケースと一致していませんでした。少しずつ指で溶かしていくことで解決することはできますが、指が冷たくなるだけではなく、なんだか虚しい気持ちになりそうなので止めておきます。

 

4.「iPhone Xの形をした氷」の重量の実測値

AppleiPhoneは、重量の公称値と実測値が異なるということはありませんが、「iPhone Xの形をした氷」はそもそも公称値が存在しないため、どれほどの重量なのか実測してみました。

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測る時にケースを外すのを忘れてしまいましたが、ケースと「iPhone Xの形をした氷」合わせてピッタリ100グラムでした。

これは、歴代iPhoneの中で最も軽かったiPhone5の112グラムよりも軽いです。

手にした時の重量感が普通のスマホを持っている時に比べるとかなり軽かったので、これくらいの重量であればたしかに納得です。

 

5.Macとの接続

iPhone XはiPhone8と同様にLightningケーブルを介してMacと接続することができます。

しかし、「iPhone Xの形をした氷」は最近のApple製品に見られる端子数削減を結果的に模倣してしまったため、Lightning端子すら搭載していません。

最近私は全ての同期をiCloud経由で行っており、iPhoneMacを接続していないため、この「iPhone Xの形をした氷」とMacとの接続はぜひとも実現したいと思いました。

どうすれば「iPhone Xの形をした氷」にLightningケーブルが刺せるだろうと、ググったり試行錯誤したりして、なんとかLightningケーブルを接続できました。

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アイスキャンディーに棒を付けるようなイメージ。

 

さて、これをMacに接続してみます。

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あれ、写真に撮ると何も起こっていないように見えますね。

昔はUSBが認識しないときにはケーブルの接続を一度外してつなぎ直すと直ったりしていましたので、もう一度接続状態を確認し、USBを抜き差ししてみます。

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……おかしい、写真の上ではうんともすんともいいませんね。

Macと接続しても何も起こらないように見えるのは、「iPhone Xの形をした氷」のファームウェアがiceOS11の最初のバージョンだからだと思われます。

これは以前から私の脳内で報告が上がっていましたが、iceOS11ではMacとの接続が電子的なものではなくARとかVRとかの、見ている人にしか分からないようになってしまっているためらしいです。

私が肉眼で確認する限り、「iPhone Xの形をした氷」とMacの同期が開始したように見えていますが、写真にその状態が映らないのはレビューする側としては非常に厄介な問題ですね。

近々この問題が解決されたiceOSが配布された場合、再度写真を撮影するとともに記事へ追記したいと思います。

 

6.その他 ハンズオン写真

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個人的な感覚ですと、やはりiPhone6 Plusよりも持ちやすいサイズ感です。

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画面の右上にタッチするのもPlusのサイズより簡単な気がしますね。

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横に持つとツルツル滑ってちょっと固定するのが大変ですが、できないレベルではありません。

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ちょっと力が入りすぎて指先が白くなっています。若干指先の感覚が麻痺している気がしますが、「iPhone Xの形をした氷」を触っている興奮から生じる多幸感の作用でしょう。新しいガジェットを触る時に力がはいるのはよくある話です。

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横にして手のひらに載せると、そのコンパクトさを感じることができました。

Plusのサイズだと手からはみ出るんですよね〜。

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ちょっと変な持ち方ですが、このような持ち方も可能でした。

iPhone Xの形をした氷」はどこがディスプレイの境界なのか分かりにくい作りなので、なんだか試しに色々な持ち方をしてみたくなります。

7.「iPhone Xの形をした氷」まとめ

  • iPhone Xの形をした氷」は非常に冷たかった
  • iPhone Xの形をした氷」のさわり心地は非常に滑らかだった
  • iPhone Xの形をした氷」のサイズは千円札より小さかった
  • iPhone Xの形をした氷」とTPUケースの相性は抜群だった
  • iPhone Xの形をした氷」はちゃんと物理的にMacと接続できた

個人的には、iPhone Xが発売日に手に入らなかったけど、楽しい気持ちでこの記事を作成できたので良かったです。皆様にも楽しんで頂けたら幸いです。

 ※「iPhone Xの形をした氷」は、このあとt-miyajimaが美味しくいただく予定です。

 

8.おまけ ハンドスピナー風「iPhone Xの形をした氷」

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