t-miyajima blog

直したり、作ったりが好きです。

(多分)日本一重い自作キーボード Ponshu70 のケースを根性で手彫りしている最中に二次創作小説の締切を守れなかったお話

おはこんばんちは!

この投稿は、2022年の自作キーボードアドベントカレンダー12月9日です。

昨日の記事はIKeJIさんの「変則マトリクスキーボード設計」でした。マトリクス方式の違いによるスレッショルド電圧の違いを実際に計測されていて、めちゃくちゃ勉強になります。IKeJIさんはGoogleの面白いキーボードの作者で、僕は毎回その面白さに感心しております。(超褒め言葉です!)

adventar.org

 

2021年は自作キーボード活動をほぼしておらず、Chavdai40%の終売を宣言する記事しか投稿しませんでした、t-miyajimaです。あ、いや、ピンク色の左手キーボードだけは作りました。(記事にはしていないです)

2022年も何もないかと思いきや、重量8キログラムのポータブル自作キーボードを作ることができました。

この記事では、Twitterで呟いた製作時の話を短くまとめつつ、書き切れなかったことの中でも面白いことや特筆すべきことを中心に追記していければと思います。

 

目次

  • 1.経緯
  • 2.試作
  • 3.材料の調達、荒く切り出す
  • 4.穴を掘り、キーボードを嵌める
  • 5.左右の結合
  • 6.ビス穴の穴あけ、リストレスト滑らか宣言、HDMIケーブルの自作
  • 7.一旦の完成、そして小説の〆切は過ぎた
  • 8.沼その1:表面をピカピカに磨く
  • 9.沼その2:重量化
    • 9ー1.重量化:持ち手をつける
    • 9ー2.蛇足:白棒と青棒で研磨
    • 9ー3.重量化:鉄板の手配と加工
    • 9ー4.重量化:鉄板1号をケースに取り付ける
    • 9ー5.重量化:持ち手を取り付ける
    • 9ー6.重量化:鉄板2号の加工と取り付け
  • 10.完成、重量測定
  • 11.Ponshu70の誕生
  • 12.終わりに
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中古の斧をリストアして薪割りできるようにした話

ご無沙汰しております、迷走していた人生が最近定まりつつある、t-miyajimaです。

さて、今回は薪を割るための斧をリーズナブルに用意したお話です。自作キーボードのお話ではありません。。。(自キーの新しい記事は12月9日に掲載予定です)

斧が欲しいけど新品で買うほどでもない、でも中古の斧は心配だ……と思っている人のお役に少しは立てると思います。

  • 1.経緯
  • 2.中古の斧を入手、だが、柄にはまらない
  • 3.対応策を練る
  • 4.柄を太くする
  • 5.下ごしらえと接着
  • 6.本番の加工
  • 7.刃を嵌める!
  • 8.クサビの打ち込み
  • 9.試し割り
  • 10.クサビ作り
  • 11.斧のリストア完了!
  • 12.終わりに、次なる補修

 

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POKEMON WORDLEをなるべく効率的に解く攻略方法【ポケモン】

最近、スタンディングデスクを導入して快適な仕事環境を構築した、t-miyajimaです。

スタンディングデスク、改造しないと安定しないのが厄介でした。

 

さて、皆さんもはまっていると思われるPOKEMON WORDLE、面白いですよね。僕も昨日から散々やっています。

最初はウェブでポケモンの名前を調べながらやっていたのですが、これは効率的に解けるのではないかと思い、プログラムは一切使わず、素人ながらMacに標準搭載されているNumbersで様々な関数を駆使して攻略してみました。

 

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MACのiCloud driveの同期がおかしくなったので直した話

急ぎメモ

 

やったこと

  1. iCloud driveで「デスクトップ」と「書類」を同期していた
  2. 書類フォルダのファイルをいじっても、iCloud driveの同期が完了しない(欠けたケーキみたいなアイコンがずっと表示されてる🍰)
  3. エラーを無視して1週間くらい使い続ける。ずっとエラーは消えない
  4. エラーが気になり始める
  5. iPhoneからいじったファイルをみても更新されていないため、多分iCloud driveぶっ壊れてんなと判断
  6. エラーの修正を決意(12月31日)
  7. Time MachineにてMACのバックアップを取得
  8. MACにて、iCloudからサインアウト。この際、MACのデスクトップと書類が無くなり、焦る(バックアップがあるから大丈夫ではある)。しかし、実はユーザフォルダ以下に「iCloud drive(アーカイブ)」というフォルダができていて、全てのデータはそこにある。
  9. もう一度MACからiCloudにサインイン。大量のデータのダウンロードが始まるので待つ。僕はこの間に2021年から2022年にかけての年越しをしました。
  10. ダウンロードが終わる。しかし、ダウンロードしたiCloud driveのデータはエラー発生前までのデータなので、最新のデータにしたい
  11. iCloud drive(アーカイブ)」というフォルダを発見する
  12. 「ChronoSync Express」というソフトを使って、「iCloud drive(アーカイブ)」フォルダと復元されたiCloud driveフォルダとを同期する。これはリハーサル同期等を用いて目で実際に確認しながら処理
  13. 同期完了したら、ターミナルでDiffコマンドを使って2つのフォルダを比較し、ファイルが不足していないかを確認する(本来不要だが、Diffでダブルチェックすることで非常に安心できる)
  14. Time MachineにてMACのバックアップを取得 ←今ここ

 

まだ残っている作業

  • MACの写真アプリの再同期 なぜかiCloudにもう一回アップロードしなきゃらしい! たぶんフォトライブラリを削除して、全部再ダウンロードの方が楽

 

原因じゃないかと疑っていること

いや、もちろん疑っているというだけです。

 

昔、リアルアーケードProのようなアケコンを自作した話

こんにちは、t-miyajimaです。

前回の記事に引き続き、アーケードコントローラーについてです。

前回は修理した話でしたが、今回は完全に自作した話です。

ただし、着手から完成までに7年もかけています笑

完成まで時間がかかった原因は、リアルアーケードProを購入するよりも安くなきゃ意味がない、ということで材料調達が難儀したためです。

 

目次

  • 1.自作アケコンの要件
  • 2.基板を調達する(修理と同じ)
  • 3.天板を作る
  • 4.ケースを作る
  • 5.完成、そして評価

 

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昔、リアルアーケードPro(初代)を修理した話

こんばんは、最近また仕事を辞めました、t-miyajimaです。

さて、様々なことにやる気が出ない私ですが、昔からやろうやろうと思いながら全く手を付けていなかった、リアルアーケードPro(初代)の修理の記事を書こうと思います。

お金はないけど時間はある人向けの記事です。お金があれば新品を購入したほうがいいです。

ちなみに、リアルアーケードPro(初代)を修理したのは2007年のことですので、今となっては本記事の情報は役に立たないかもです。

さらにちなみに、修理と言っても連射機能を捨てて、コントローラー乗っ取りで使えるようにしただけですので、修理ではないかもです。

目次

  • 目次
  • 1.お金がないなら修理すればいいじゃない、という思いつき
  • 2.RAPを分解して配線を調べる
  • 3.必要な部品の下調べ
    • 3−1.元気に動くプレステのコントローラー
    • 3−2.プレステのコントローラーとスイッチとを繋ぐ配線
    • 3−3.レバー・スイッチに配線を繋ぐための端子
  • 4.安い部材を仕入れるための秋葉原探索
  • 5.配線計画
  • 6.電線とコントローラー基板のはんだ付け
  • 7.電線とスイッチ用端子のカシメ
  • 8.動作確認
  • 9.レバーの結線
  • 10.そして修理完了……
  • 修理の評価とコントローラーのその後

 

 

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