※本記事は自分のためだけに省電力モードで書いていますので、あまり親切ではありません。ご了承下しあ。
Dombrick60Dとは?
Dvorak Oriented 60% Keyboard dedicated to Dell
念願のDvorak配列対応45%キーボードのDombrick45を自宅で使っていて感じる不満、具体的には昔のDellのノートパソコンに搭載されていたカーソルキーとPageUp、PageDownがあの位置にあれば最高なのに、という不満を解消し、かつExcel作業やコピペ作業を劇的に速度改善するために制作する自作キーボードです。
それ以外の挑戦はほぼ無し。すなわち、Dombrick45を持ち運びしない前提で拡張するだけになります。
目標があるとすれば、Dombrick45制作の経験をいかして超速で制作するくらいですね。
名前の末尾のDはDellのD。
キー配列
- 持ち運びせず自宅で使うだけなのでサイズにはこだわらない
- なるべく一般的なキーキャップに対応させたい
- レイヤーキーは一つにしたい
- 昔のDellノーパソに捧げる! 一段下げたカーソルキーとPGUP・PGDW
- スペースバーだけは6.25Uにも対応したい
- 一体型だけど完全に四角くすることにこだわらない
- Backspaceは2Uに対応しようと思ったけどやめました
- 最下段はChocスイッチ、かつ大岡さんの薙刀式狭ピッチキーキャップを使うことで普段は存在を意識せずスペースキーとか押せるはずなんだ、はずなんだ
- 数字キーの無い60%キーボード(正気か?
- 数字を大量に入力したい? ハハハ、テンキーを買うといいよ!(^o^) 1000円位で買えるさ! ※一応Chocスイッチは10個搭載なので最下段を数字キーにしてもいいんじゃないでしょうか(と言っても使うのは自分だけですが
Dombrick45からの変更点
- リセットスイッチを表面の押しやすいところに配置(かつ普段は押さない場所)
- ATmega32U2を使用
- モビロンゴムで留める位置にはUSB-C配置を避けた(前回はしていた)
- 丼よりもDellをフューチャー(ロゴ入れるとめっちゃDell
- レイヤーキーを減らす
(設計の)反省点
PCB届いた 2020年2月12日
うーん、めっちゃDell
一旦完成 2020年2月14日
急造なのでキーキャップがめっちゃキメラ。後でWoB届いたら付け替えます。
良かった点
- Dombrick45から変更したレイヤーキーが最高に打ちやすい。miyajima的にはレイヤーは1つで十分だと思いました。
- 意図した通り、最下段のChocキーは使っていて全然邪魔じゃない。そして親指で押しやすい。最高だ。
- Choc以外のキースイッチはGateron Ink Silent Blackで、今回はルブしました。ルブは人生初。色々トラブルあったけどどうにか良い打ち心地になってると感じる。
- リセットボタンが表面にあるので押しやすい。
- 普通のサイズのキーキャップが使えるので、今まで使っていなかったキーキャップが使えた。
- MCUがATmega32u2-AUではんだ付けが楽だった。
- Chocに設定したマクロ(コピペとかを簡単にできるようにした)が本当便利
- 基板に印刷したDellのロゴが格好いい
悪かった点
- スイッチをルブしたときに、トップとボトムの間に隙間ができて、Silentスイッチなのにカチカチ音がするようになった。最悪だった。隙間にUVレジンを塗って硬化させたら音がしなくなった。良かった。
- はんだ付けの最中にフラックスの瓶を倒して机にぶちまけてしまった。
- 普通のスタビライザーを使っているのでスタビライザーがうるさい。今回は4つもスタビライザーが必要だったので、余計にうるさい。
- 基板にDellのロゴを印刷したので配布とかできない
GitHub
Dombrick60D
この記事で書いてるやつ↓のPCBデータ等 超速で作った
Dombrick45
2019年10月に作ったやつ↓のPCBデータ等 モビロンゴムマウント方式なのです
GitHubの埋め込みリンク貼ると僕のアイコン写真が大きく表示されるのどうにかならんかのう。